ジュード ジ オブスキュア [Jude the Obscure]

基本情報

品種名Jude the Obscure
別 名AUSjo
系 統シュラブローズ
作出年1989年
作出国イギリス
作出者David Austin
香 り強香
開花習性繰り返し咲き
花 色ピンク
花 形八重/多弁, カップ咲き
花 径4~5 inch, 約10~12cm
花 期春~秋
樹 高3~4 feet, 約90~120cm
強健性強い
日 照日向
親子関係Abraham Darby x Windrush
ジュード ジ オブスキュア [Jude the Obscure]

2020

アプリコットのバラ

ジュード ジ オブスキュア [Jude the Obscure]

ジュード ジ オブスキュア [Jude the Obscure, United Kingdom]。
ディープ カップのイングリッシュ ローズ
澄んだアプリコットの花が緑の中に浮かび上がる姿は夢の様。
繰り返し咲きでフルーツの香りを持つ、思いの外丈夫なバラ。
写真の葉は、周りに植えてある百合の葉です。

イングリッシュ ローズ

ジュード ジ オブスキュア [Jude the Obscure]

イングリッシュ ローズを何株植えたことか。
もちろん、日本庭園の歴史や思想は興味深いですし、欧州の庭園の原点イタリア庭園も魅力いっぱい。
フランスの整形式庭園の造形美はさすがに圧巻。
でもやはり、イギリス人の庭園観とガーデニング愛は憧れますね。
様々な様式の庭園から多くを学びますが、もちろん、この庭はオリジナル。
OLGを目指したOnly Oneの庭です。
それでも、憧れのイングリッシュ ローズも根付かせたい。咲かせたい。
しかし、適応してくれたのは数株でした。

欧州も温暖化で、熱波に見舞われたりしています。それでも、イギリスの年間気温は日本より低いでしょう。
緯度の違いは気候変動で変化しませんから、日照時間の差は年間400時間程になるようです。
日本は近年、亜熱帯の昆虫の生息域となりつつあるそうです。
また、イギリスはアルカリよりの土壌が多い一方、日本の土壌は酸性に傾いた土壌が一般的だそうです。
やはり、イギリスと日本では、大きく異なる環境にあります。
ましてや、酸性の強いこの庭にイングリッシュ ローズを地植えする場合は、やはり、強健種が理想的かもしれませんね。
これも、OLG, The optimum Little Garden!
ジュード ジ オブスキュアは、その強健種の1つ。

日向のバラとタイム

ジュード ジ オブスキュア [Jude the Obscure]

夏の日差しを和らげたくて、周りにカサブランカを植えています。
タイムが咲くころは、カサブランカはまだ芽を出しておらず、ジュード ジ オブスキュアの足元はタイムの花で覆われます。
Jude the Obscureの名前の由来はThomas Hardyの同名の小説とか。
名前とは裏腹に、日向好きのバラです。