クリスティアーナ [Christiana]

基本情報

品種名Christiana
別 名Herzogin Christiana, Earth Angel, Duchesse Christiana, Korgeowim, Rosa La Belle Rouet, Secret Parfuma
系 統クライミング
作出年2003年
作出国ドイツ
作出者Kordes, Tim Hermann, Sohne
発表年2013年
花 色ピュアホワイト中心ライラックピンク
香 り中香
開花習性返り咲き
花 形ロゼット咲き
花 径8cm
花 期5~10月
日 照耐陰性あり
樹高 70cm, 180~200cm
クリスティアーナ [Christiana]

2022

花びらの多いバラ

クリスティアーナ [Christiana]

シャルトルーズ ドゥ パルム の隣に咲くのは、クリスティアーナ [Christiana]。
コロコロしたディープカップで、花弁はなんと100枚以上とか。
白に近い淡いピンクの花。巻きの深い中心部は花びらが重なるためか色が濃くなります。
葉は艶やかで、繰り返し咲きます。
贅沢なことに、つるバラでフロリバンダ。つまり、横に広がり、その先端がブーケのようにまとまって咲きます。

成長が早い

クリスティアーナ [Christiana]

菜園の端と建物の間の30cmに満たない狭い空間に、タイムと共に植えていますが、樹勢が強く、2年で横に2m程なりました。

高貴な女性に捧げられたバラ

クリスティアーナ [Christiana]

このバラは別名が多く [ Earth Angel] や [Herzogin Christiana] [Duchesse Christiana] などとも呼ばれています。
Duchesse は公爵夫人の意味。
クリスティアーナの名を持つ、デンマーク王曽孫の故メルゼブルク公爵夫人 [1634~1701] に捧げられたバラとか。
故メルゼブルク公爵夫人は、ドイツにあるデーリッチュ城を受け継いだ女性のようです。
デーリッチュ城のホームページには、ザクセン州で最も美しい女性の城と伝えています。

オベリスク

クリスティアーナ [Christiana]

クリスティアーナは、すくすくと、この環境によく適応するバラだと解りました。
そこで、もう1株増やして、円錐形のオベリスクと共に庭の中央にも植えてあります。
この庭に適したバラを植える、これも OLG, The optimum Little Garden!

クリスティアーナの様に複数株植えてあるバラもあるので、この庭のバラは40株を超えていますが、種類は30種に満たないかもしれません。
クリスティアーナの足元にもタイムが良く茂りました。

南に延びる道路から風が直接吹寄せます。
日頃は、風の流れる爽やかな庭ですが、近年は激しい風雨に見舞われることも増えました。
温暖化を実感します。
バラたちは強風や豪雨の中で翻弄されます。ですから、オベリスクやトレリスは必須。
庭の立地条件に合わせて形づくる、これもOLGですね!

強まる風雨の中で祈る思い。植栽は、温暖化へのブレーキになるはず。
花を愛で、緑に癒され、植栽は人に地球にwell-being。