ナニワイバラ [Rosa laevigata]

基本情報

学 名Rosa laevigata
系 統原種
別 名金桜子
花 色純白
開花習性一季咲き
花 形一重咲き
花 径8~10cm
香 り無香, 微香
樹 形つる性, 600cm
花 期5月初旬
耐暑性
日 照日向~やや半日陰
原産地 中国, 台湾
ナニワイバラ [Rosa laevigata]

2022

バラの咲始め

ナニワイバラ [Rosa laevigata]

春、この庭で、バラのシーズンの始まりを告げるのは、純白一重のナニワイバラ。
花言葉は「清純な愛」、「静かな愛と敬意」。
一季咲の原種のバラ。古い歴史を持ち、江戸期に日本へ渡来したようです。
概ね例年、4月下旬から咲始め、ゴールデン ウィークに開花数のピークを迎えます。
しかし、一番花が咲き始める時期が早まっているような気がします。
ゴールデンウィークに、このナニワイバラが散ってしまった年もありました。
バラ科の桜の開花時期がこの2,30年で早くなっていることは、ご存知の通りです。

タイムとの共生

ナニワイバラ [Rosa laevigata]

ナニワイバラの足元は、もちろんタイム。
垣根のすぐ前なので薄暗く、このバラの前にも他のバラや百合などが密集しています。
それでも、タイムはよく広がり、花を咲かせました。

分けて頂いたバラ

ナニワイバラ [Rosa laevigata]

近隣を散歩中に、このナニワイバラが爛漫と咲いているお庭に出会い、そのお庭のご主人に見事さをお伝えした処、御親切に数本枝を持たせて下さいました。
その枝を育てたのがこのバラです。
丈夫で、垣根の一部となっていて、垣根の外へも開花を告げてくれます。
この庭のナニワイバラも、同じようにお分けしています。