ホワイト デュシェセス ドゥ ブラバン [White Duchesse de Brabant]

基本情報

品種名Madame Joseph Schwartz
英 名White Duchesse de Brabant
和 名白桜鏡
系 統オールドローズ, ティー
作出年1880年
作出国フランス
作出者Joseph Schwartz
花 色色, クリーム白にピンクがかかる
香 り中香
開花習性四季咲き
花 形カップ咲き
花 径7cm
樹 高70~150cm
樹 形木立性
日 照耐陰性あり
ホワイト デュシェセス ドゥ ブラバン [White Duchesse de Brabant]

2022

良く咲くバラ

ホワイト デュシェセス ドゥ ブラバン [White Duchesse de Brabant]

毎年、2番目に咲き出すのは、ホワイト デュシェセス ドゥ ブラバン [White Duchesse de Brabant]。
四季咲き性の強い丈夫なバラ。春には、しとやかにうつむいて咲きます。
香りも優しく、5月初旬には、タイム ロンギカウリス との花の共演が美しい。

レースのバラ

色合いの濃いデュシェセス ドゥ ブラバン [Duchesse de Brabant] の枝変わり。
Duchesse de Brabant とは、ブラバン公爵夫人の意味で、ベルギー皇太子妃を指すのだそうです。
バラが作出された年にその称号を持っていたのは、後のベルギー王妃のアンリエット [1836~1902]。
レースの発展に尽くし、写真のデュシェセス レースの名の由来になった妃。
実は、先にデュシェセス レースの中の精緻なバラに魅せられていました。
白色の方がレースのバラを彷彿とさせるので、ホワイトを植えたのです。

ただ、白色が作出された頃には、アンリエットは既にベルギー王妃。
ブラバン公爵夫人、つまり、皇太子妃ではなくなっていたようです。
ホワイト デュシェセス ドゥ ブラバンは別名マダム ジョセフ シュワルツ [Madame Joseph Schwartz]。
このバラを生んだ著名な育種家の夫人名も持っているようですが、レースのバラとして愛でています。

2023

常緑?

横浜のこの地では冬期も常緑で、1月頃まで花を咲かせていたホワイト デュシェセス ドゥ ブラバン [White Duchesse de Brabant]。
さすがに2月は花を咲かせませんでしたが、3月には蕾をつけ、4月には開花。この年のこの庭の1番早いバラの花となりました。
アイビーのグランドカバーをタイムに換えてから、成長著しく、樹高150cmを超えました。
今では、フォーマルリビングの窓辺を飾る大きさです。

このバラは、この庭のシンボルツリー?
植えてあるのは、家屋の南の壁面のちょうど真ん中。バラの前にはガーデンテーブルやチェアが置いてある位置。

優しく柔らかな色合いもシンボル。
1年中光合成し続ける環境寄与度の高さもシンボル。The optimum Little Garden!
病害虫に強く健康な点ももちろんシンボル。OLG!
年間を通して花つきが良くてご機嫌麗しい様子もシンボル。

歴史あるレースと同じ名前で呼ばれるオールドローズ。
今はまだ、形がまとまっていませんが、シンボルツリーに相応しいように、少しずつ形を整えていこうと思っています。